Record China 2007年11月24日(土) 12時1分
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11月23日の報道によると、中国政府は飲用水の水源汚染を防ぐための条例原案を公開、ウェブサイトなどで国民の意見を募り始めた。同案によると、河川への劇毒物の廃水など違法行為には最高750万円の罰金を科すとしている。
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2007年11月23日、京華時報の報道によると、中国政府は飲用水の水源汚染を防ぐための条例原案を公開し、国家環境保護総局の公式ウェブサイトなどで国民の意見を募り始めた。
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公開されたのは「飲用水水源汚染予防管理条例」の草案。水源汚染により、企業や人が被害を受けるのを防ぐとともに、生態環境保護を進めるのが目的。
「飲用水飲用水水源保護区」での違法な廃水、廃棄行為の具体的内容や違反者への処罰などが定められているのが特色。例えば、河川へ水銀、カドミウム、砒素などの可溶性劇毒廃棄物を流した場合、最低5万元(約75万円)、最高50万元(約750万円)の罰金。また、家庭ゴミや工業廃棄物の廃棄といった行為も禁止され、違反した場合、20万元(約300万円)以下の罰金などとしている。
条例案に対する意見や提案は、今月30日まで郵便やメールで環境保護総局あてに送ることができる。同案についてはすでに「加害者と被害者の区分や、被害の程度を示す基準が明確でない」などの問題点も指摘されている。(翻訳・編集/岡田)
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