軒先に白菜が山積み!冬到来を告げる「北京の風物詩」―中国

Record China    2007年11月28日(水) 17時42分

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26日、北京市朝陽区のとあるレストランの軒先に、鮮やかな赤の帯をまとった1000kgもの白菜がお目見えした。山積みの白菜は、北京の冬の風物詩である。

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2007年11月26日、チャイナフォトプレスの北京からのレポート。朝陽区のとあるレストランの軒先に、鮮やかな赤の帯をまとった1000kgもの白菜がお目見えし、周囲の目をひいている。

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山積みの白菜は、古きよき北京から続く冬の風物詩。寒い冬が来ると、ひと昔前の北京では白菜以外の野菜はほとんど食べられなかった。冬の声を聞くようになる頃、街では至るところに白菜売りが出る。そして、市民はこぞって一冬分の白菜を買い込む。その量は一家庭で100kgにも及んだという。各家庭の軒先や庭先、ベランダなどで貯蔵される白菜の山があちこちで見られると、北京にも本格的な冬が到来するのである。

無論、流通や貯蔵技術が発達した今は、こうした風景も北京の街から姿を消しつつある。それでもなお、この真っ白な白菜の山は、北京の人に冬を伝える重要な風物となっている。(翻訳・編集/山下)

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