中国に「環境へ配慮した発展」求める、サルコジ仏大統領が清華大で講演―北京市

Record China    2007年11月28日(水) 1時26分

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27日、サルコジ仏大統領が北京の清華大学で講演、中国の発展を支持するものの、環境へ配慮が不可欠だと述べた。

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2007年11月27日、中国のニュースサイト「中国網」は、中国を公式訪問中のフランスのサルコジ大統領が、同日午前、北京の清華大学で講演を行ったと伝えた。講演の中で、大統領は、地球の気候変化問題の重要性と、中国がこの問題に対して果たすべき役割について語った。

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大統領は「地球の気候変化は、すべての国家の発展を脅かす問題であり、特に、中国のような経済発展の著しい国にとっては、中長期的に重大な影響が予想される。事態は緊迫しており、一刻の猶予も許されない」と問題の重要性を指摘した。

また、「フランスは温暖効果ガスの排出量を削減するために、行動を起こしている。中国の若い世代である君たちも、私たちと一緒に、政治家を説得し、予想される最悪の事態を回避するために、行動を起こそうではないか」と呼びかけた。

中国の発展については「中国が今後も継続して発展していくことを願っているが、その発展とは、環境保護型の発展でなければならない」「科学教育に秀で、計画実行能力に優れた中国は、それをやり遂げる力がある」と述べた。

また、「両国が気候変化問題に関する多くの分野で、引き続き協力し、強いパートナーシップを築きあげていきたいと」語った。(翻訳・編集/高橋)

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