農村新時代の幕開け、企業と農村を結ぶ提携が動き出す―四川省遂寧市

Record China    2007年11月29日(木) 11時23分

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27日、チャイナフォトプレスによると、四川省遂寧市で企業と農村を結ぶ「企業聯村」の提携協議が交わされた。これによって20の農村、20万人の農業従事者が恩恵を受ける見込み。

2007年11月27日、チャイナフォトプレスによると、四川省遂寧市で「企業聯村(企業と農村の連結)」の提携協議が交わされた。これは市の企業家6名と、同市船山区の共産党支部書記6名による、農村再建設の事業提携案である。

「企業聯村」は同市船山区が全国に先駆けて試みる、「三農問題」の打開策である。三農問題とは農民問題、農村問題、農業問題を指しており、具体的には余剰な農民人口問題や農民の貧困問題などを指す。今回の活動によって、農業従事者の収入増加、伝統的農業の工業化、農村の都市化が期待される。

船山区工商聯合はこのほど、区内の企業に「企業聯村」への参加を呼びかけ、現在28企業が協力姿勢を見せている。うち、6社が農村再建設へ合わせて630万元(約9200万円)の寄付、4社が特殊産業基地12か所を建設、10社が農業従事者の研修を提案、5社が教育補助とその専門組織の建設を申し出た。船山区ではこれによって20の農村、20万人の農業従事者が恩恵を受ける見込み。(翻訳・編集/愛玉)

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