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重慶市の釣魚嘴半島に広大な敷地を持つ七つ星クラスのホテルが建設され、大規模な複合商業エリアがつくられるかもしれない。写真はドバイにある七つ星ホテル「バージュ・アル・アラブ」。
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2007年11月27日、重慶市大渡口区政府筋の情報によれば、同市の釣魚嘴半島に総面積25万平方メートルにおよぶ七つ星クラス以上のホテルが建設され、国際的な大型複合商業区画(CRBD、Central Retail Business District)がつくられることになるだろうと、重慶晨報が報じた。
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大渡口政府の説明によれば、去年6月に釣魚嘴半島を開発計画に組み込んで以来、深セン、広州、北京、香港、重慶など多くの企業から投資の打診があったが、このほど深セン華僑城集団が大渡口政府との間で基本的な合意に達したそうだ。開発投資額は100億元(約1500億円)にのぼる。釣魚嘴半島は面積が約6平方キロメートル、三方向が川に面し自然環境も優れており、これまで投資合戦が加熱していた。
世界各国の七つ星クラスのホテルにはアラブ首長国連邦ドバイにある「バージュ・アル・アラブ」、2007年8月に完成したイタリアミラノの「タウンハウス・ガレリア」などが知られている。現在中国で最も高級なホテルは北京の中国大飯店、上海のポートマンリッツカールトンホテル、広州の花園酒店で、プラチナ五つ星クラスとなっている。(翻訳・編集/岡田)
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