「一国二制度」は…?香港と深セン市が合併計画!?2020年、東京に次ぐ世界第3の国際都市に―中国

Record China    2007年11月28日(水) 14時34分

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11月26日、先月国務院の正式批准を受けた大綱「深セン市綜合計画(2007年〜2008年)」の中身が明らかに。2020年までに香港と深セン市が合併し、世界第3位の国際都市になるというが…。写真は深セン市。

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2007年11月26日付けの上海「東方早報」は、「中国新聞社」が22日に報道した香港と広東省深セン市の合併計画について紹介。

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両地域の合併工作が進められるというが、1997年の英国から中国への返還の際、「香港の政治体制は返還後50年間変更しない」として確約された「一国二制度」との関係がどうなるか、なども気になるところ。

先月16日に国家建設部の批准を受け、国務院により正式批准された大綱「深セン市綜合計画」は、広東省珠江デルタ地域の深セン市と香港特別行政区の合併に関する計画。これによると今後13年間にわたり、両地域の交通・産業・建設・金融・IT・行政などの合併工作が進められるという。

このプロジェクトは2020年に完了予定で、優先項目として香港の啓徳(ケイタック)旧国際空港と深セン市の宝安国際空港を直接結ぶ高速電鉄の開通をあげており、これが完成すると約40km離れた深セン―香港間をわずか17分で移動することが可能になる。

中国政府の試算では、深センと香港の国内2大都市の合併により、2020年には新都市の総生産額が1兆1000億ドルになる見込みで、ニューヨーク・東京に次ぐ世界第3位の国際経済都市になるという。(翻訳・編集/本郷智子)

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