老朽家屋が根こそぎ改築の一大プロジェクト、古きよき胡同で―北京市

Record China    2007年11月29日(木) 13時44分

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27日、北京市西城区の西廊下胡同(フートン)で住宅の一斉改築作業が進んでいる。これは来年6月竣工予定の旧城内地区住宅再建プロジェクトによるもの。住民の生活水準向上を図り、伝統的な外観を極力保持する試みがなされる。

2007年11月27日、北京市西城区の西廊下胡同(フートン)で住宅の一斉改築作業が進んでいる。住民は退去することなく、生活圏には支障を来たしていない。主な作業は排水管の整備、危険家屋の修理、外観の修理など。

胡同(フートン)とは、北京の旧城内を中心に網の目のように点在する昔ながらの路地を指す。古きよき庶民の生活を残すこのような路地も、2008年の北京五輪に向けて再開発が行われ、保存地区とされる一部を除き続々と消失している。

今回の旧城内地区住宅再建プロジェクトは、来年6月に竣工予定。市内40の胡同、1474の住宅建築、9635世帯を対象としている。東城区、西城区、宣武区、崇文区の4つの区で2億5000万元(約36億7000万円)が投資されている。旧城区の生活圏で問題となっているトイレや暖房設備の問題を解決し、住民の生活水準向上を図るほか、伝統的な外観を極力保持する試みがされる。(翻訳・編集/愛玉)

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