2016年4月3日、新華社によると、リオ五輪のチケット販売率はいまだに50％となっている。

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8月5日のリオ五輪開幕まであと4カ月と迫ったが、準備の遅れは深刻だ。組織委員会は2日、チケットの販売率がいまだに50％にとどまっていることを明らかにした。パラリンピックにいたっては12％しか売れていない。まだ現地では五輪ムードが十分に高まっていないことが背景にある。

ブラジル社会が困難な状況に直面していることも事態を悪化させている。政局の混乱、1930年以来となる厳しい景気低迷、ジカ熱の流行、強盗や窃盗など犯罪の増加やデモの頻発による治安の悪化と問題は山積している。（翻訳・編集/増田聡太郎）