韓国球界を代表する4投手、違法賭博に関与もあっさりマウンドに復帰=韓国ネット「大企業の本領発揮」「金と後ろ盾さえあれば住みやすい国」

Record China    2016年4月4日(月) 17時30分

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3日、昨年違法な海外賭博に関わったとして疑惑の渦中にあった呉昇桓投手や林昌勇投手など韓国プロ野球界を代表する投手ら4人が、全員現役復帰を果たした。資料写真。

2016年4月3日、韓国・スポーツ京郷などによると、昨年違法な海外賭博に関わったとして疑惑の渦中にあった韓国プロ野球界を代表する投手ら4人が、全員現役復帰を果たした。

昨年10月、韓国シリーズを目前に沸き起こった賭博問題には、国家代表クラスの投手4人が関わっていた。かつてヤクルトでプレーした林昌勇(イム・チャンヨン)、昨シーズンまで阪神で活躍した呉昇桓(オ・スンファン)の日本でも知られる2人のほか、韓国のサムスン・ライオンズに所属する尹盛桓(ユン・ソンファン)、安志晩(アン・ジマン)各投手だ。韓国代表チームはこの問題を受け、昨年11月の世界野球「プレミア12」に、出場選手としてエントリーしていたメンバー3人を急きょ交代して臨むなどしていた。

しかし問題発覚から約半年、結局4人の投手全員がマウンドに戻ることとなった。呉昇桓は念願かなって米メジャーリーグに進出を果たし、林昌勇は「年俸の全額寄付」との条件はあるものの故郷のチームKIAと契約を結んだ。また残る2選手についても、所属するサムスンが1軍への合流・復帰をこのほど認めた。2選手はこの日、練習場で初めて公式の謝罪を行ったが、1分にも満たない簡単な謝罪会見だったとしてメディアが批判的に報じている。

また、韓国のネットユーザーからはこれについて次のようなコメントが寄せられた。

「寛大な球界に、こんな選手を率いている球団、情けない」

「これが韓国の素顔だ。もし一般人だったらどうだっただろう?」

「結局はサムスングループの力でみんな生き返ったんだ。実に汚い韓国の力を示してくれた」

「これは駄目でしょう」

「韓国は金と後ろ盾さえあれば住みやすい国」

「韓国では一般人だけが苦労を強いられている」

「これぞ大企業の本領発揮」

「韓国のプロ野球界はギャンブラーが牛耳っている」

「結果的には林昌勇だけが重い懲戒になったね」

「どんな容疑でも立証されなければ試合に出ていいということか。前例を作ってくれてありがとう。今後はどんなに疑わしくても何も言わないでね」(翻訳・編集/吉金

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