Record China 2007年11月30日(金) 11時51分
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29日午前、日中国交正常化35周年記念行事の一環として来日し、東京・晴海ふ頭に停泊中の中国海軍南海艦隊の「深セン号」と、自衛隊の護衛艦「いかづち」との交流行事が催された。並んで停泊する両国の艦内で、なごやかに座談会が開かれた。
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2007年11月29日午前、日中国交正常化35周年記念行事の一環として来日し、東京・晴海ふ頭に停泊中の中国海軍南海艦隊の「深セン号」と、自衛隊の護衛艦「いかづち」との交流行事が催された。
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南海艦隊副指令員・肖新年(シャオ・シンニエン)少将一行は防衛省、外務省の関係職員と相次いで会見し、防衛分野における提携問題などについて友好的に会談した。肖少将は「中国人民解放軍海軍は日中双方の共通した認識のもと、両国の国防上における良好な局面を重視し、発展させていきたい。両国の関係が未来に向かってさらに深く、たゆむことなく向上し、東シナ海が平和と友好の海となるように願う」と、海上自衛隊の吉川幕僚長との会談で語った。
晴海ふ頭で並んで停泊中の2艦の間では、同日午後にも、さらに交流行事が催された。肖少将および朱建達(ジュー・ジエンダー)艦長は、海上自衛隊の河村第一護衛艦群司令と「いかづち」の宮崎艦長とともに「いかづち」を参観し、儀仗隊を観閲した。
「海上防衛における日中の信頼関係構築にあたっては、初級士官や若い海軍兵同士の交流から始まるものだと認識する。彼らは日中友好の希望と未来を担っている」日中の将兵による座談会の席上で、肖少将はこう語った。人民解放軍の海軍による歴代外国訪問で、今回のように外国の若手海軍兵たちを交えた座談会は、初の試み。「いかづち」の清野少佐も、「今回の深セン号の来日で、人民解放軍の次世代の将兵たちと交流の場を持ち、彼らの規律正しさに直接触れたことは非常に意義深い」と語った。(翻訳・編集/愛玉)
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