ギリシャ最大の港を中国企業が“爆買い”、総支出額は約1850億円に―独メディア

Record China    2016年4月10日(日) 15時0分

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8日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレは記事「中国遠洋海運集団、ギリシャ最大の港湾ピレウス港の株式過半数を取得」を掲載した。中国遠洋海洋集団が過半数の株式を取得する。株式買収と投資額の合計は約1850億円に達する。写真はピレウス港。

2016年4月8日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレは記事「中国遠洋海運集団、ギリシャ最大の港湾ピレウス港の株式過半数を取得」を掲載した。

8日、中国遠洋海運集団はギリシャ民営化基金とピレウス港株式取得で正式に契約を交わした。まず株式の51%を3億6800万ユーロ(約450億円)で売却。その後10年間で3億5000万ユーロ(約430億円)の投資を実行するなどの条件を満たすと、さらに16%を売却するとの内容だ。株式取得額と追加投資をあわせた合計額は15億ユーロ(約1850億円)に達する。

経済危機に苦しむギリシャだが、国有資産の売却、民営化を条件に支援を受けている。昨年12月には国内14空港の株式を独フラポート株式会社に売却。ピレウス港は空港に続く、第2弾の大型国有資産売却となった。(翻訳・編集/増田聡太郎

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