GDPに占める民間消費は過去最低、内需主導への切り替え志向へ―中国

Record China    2007年12月4日(火) 11時11分

拡大

12月2日、中国共産党中央政策研究室の鄭新立副主任は、2020年時点で国民の55%が約90万円から300万円の年収を得るようになり、民間消費の成長が加速するとの予測を発表した。写真はスーパーの日用雑貨売り場。

(1 / 4 枚)

2007年12月2日、中国共産党中央政策研究室の鄭新立(ジェン・シンリー)副主任は、2020年時点で国民の55%が年収6万元から20万元(約90万円から300万円)、6%がそれ以上の年収を得るようになり、民間消費の成長が加速するとの予測を発表した。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

鄭副主任によると、現在中国のGDPは企業投資が占める割合が高く、GDPに占める民間消費の割合は2006年史上最低を記録したという。今秋開催された中国共産党第17回党大会(十七大)では「投資・輸出中心の経済成長から内需中心への転換」が提議され、2020年までに一人あたりGDPを2000年の2倍にするとの目標が掲げられた。新政策に伴い、今後民間消費の成長が期待される。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携