Record China 2007年12月4日(火) 13時56分
拡大
来年1月1日に正式施行される「労働契約法」。労働者の権利を大幅に拡大し、より働きやすい社会実現の礎(いしづえ)と期待されている。
4度に渡り中国の全国人民代表大会常務委員会で審議され、2007年6月29日に可決された「労働契約法」。08年1月1日の施行を控えてその概要を確認しておこう。
この新法の最大のポイントは、従来の地方契約条例と比べて、労働者側の権利が大幅に拡大されたことにある。まさに、法の力で安定雇用を追求した形。
労務安全情報センターの情報によると、草案段階の労働契約法骨子は以下の通りである。
▽定年までの終身契約を保証
▽大幅なリストラに際する雇用企業の説明責任
▽人員削減する際の削減対象の選定基準
▽労働契約書の書面化の義務化
これによって、国有企業改革以来一貫してきた企業効率優先路線が正され、労働者にとってより安心して働ける環境整備を期待できるのである。(翻訳・編集/愛玉)
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