空手ともゆかりが?武道がテーマの中国大ヒットラブコメ「ときめき旋風ガール」、主演のヤン・ヤンが撮影秘話

Record China    2016年4月19日(火) 12時20分

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18日、シーズン2の制作が決まった中国の大ヒット青春ラブコメディー「ときめき旋風ガール」のリリースに合わせ、主演のヤン・ヤンが撮影中の苦労話や共演者とのエピソードを語った。

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2016年4月18日、シーズン2の制作が決まった中国の大ヒット青春ラブコメディー「ときめき旋風ガール」のリリースに合わせ、主演のヤン・ヤンが撮影中の苦労話や共演者とのエピソードを語った。

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「ときめき旋風ガール」は、武道にひたむきなヒロインをめぐって、クール系、癒し系、肉食系、やんちゃ系と個性豊かな4人のハンサム武道男子が織りなす青春ラブコメディー。原作は「泡沫(うたかた)の夏」で知られる小説家ミン・シャオシーの「旋風少女(原題)」。親しみやすいストーリーとフレッシュな美男美女の共演は10代の若年層を中心に爆発的な反響を呼び、大手ポータルサイトの注目トピック閲覧数は7億6000万回を突破した。放送開始から終了まで同時間帯視聴率1位を記録。劇中歌、関連グッズのヒットも多数生まれ、シーズン2の製作(2016年夏放送予定)も決定した大ヒット作だ。

本作で主演と務めるのは、2008年にドラマ「紅楼夢〜愛の宴〜」で注目を集め、本作で人気スターの仲間入りを果たしたヤン・ヤン。本作ではヒロイン・バイツァオ(フー・ビンチン)に武道を厳しく指導しながらも、献身的に支えるクール系男子・ルオバイを演じている。

■「ときめき旋風ガール」がDVDでリリースされることになりました。日本のファンにドラマを見てもらえることについてどう思われますか?

すごくうれしいです。「ときめき旋風ガール」の中で登場している元武道という架空のスポーツは実はテコンドーを参考にしたもので、日本で発祥した空手道ともゆかりがあります。それに女性視聴者が好きなラブストーリー、暖かい友情の物語もたくさん描かれていますので、日本のファンに気に入っていただけたらうれしいです。

■「ときめき旋風ガール」に出演したきっかけは?

まず小説と脚本を読んでみると、とても面白くエネルギッシュなストーリーだと感じました。さらにルオバイというキャラクターの内に秘めた意思の強さがとても素晴らしいと思ったからです。

■演じたルオバイはどんな人物ですか?

ルオバイは元武道の才能に恵まれているというわけではありませんでした。ところが道場の中心だった親友が去ってしまったため、道場を支えるという責任を担うことになり、厳しく近寄りがたい人物に変わっていったのです。のちにバイツァオの才能を認め、バイツァオの強さに惹かれていきます。そしてそのプロセスを通じて、少しずつ温かい感情を取り戻していくのです。とても魅力的な人物ですね。

■撮影するにあたって準備したことなどはありますか?役作りのためにしたことなどは?

アクションシーンがとても多いので、身体能力の高さが必要とされていました。幸い僕はダンスを専攻していたので体の柔軟性には自信がありましたが、それをパワーと結びつけるためには訓練が必要でした。撮影前に参考にした作品はありません。ルオバイという役を理解し演じるにあたって、ほかのキャラクターの影響を受けたくなかったからです。

■演じた役のキャラクターで共感できるところ、反対に共感できないところはどこですか?

まずルオバイの責任感が強いところ、そして感情を内に秘め、黙って行動するところは僕にとてもよく似ています。でもルオバイの性格は極端すぎますね。僕自身はルオバイよりももう少し明るいですよ。(笑)

■撮影中の印象に残っているエピソードなどがあれば教えてください。

「花儿与少年2」のロケを終えてすぐ「ときめき旋風ガール」の撮影に入ったのですが、最初の撮影はシャワーシーンでした(笑)。大勢の人に見られながらの撮影だったので、とても印象に残っています。

■撮影で大変だったこと、苦労したことはありますか?

とにかく暑かったですね。長沙の夏はとても蒸し暑いのですが、この作品は音声を現場で収録していたのでエアコンをつけることができませんでした。毎日分厚い道着を着てアクションシーンを撮りながら、汗をだらだらと流していました。でも一番大変だったのは僕ではなく、メイクさんたちでしょう。ずっと僕たちのメイクを直し続けなければならなかったのですから。

■「ときめき旋風ガール」はラブコメディーだけでなく、「元武道」という武術アクションも大きな見どころになっています。どのようにアクションを演じていったのでしょうか?

僕自身にはダンスの基礎があったので、アクションシーンの動きはそれほど難しく感じませんでした。でも撮影中は役になりきっているので、けがは避けられませんでした。病気になって床に倒れるシーンがあったのですが、「ドン」と音がするほどの勢いで倒れてしまい、あとで見てみると膝が真っ青になっていました。

■ヤン・ヤンさんは、武術やスポーツの経験はありましたか?

スポーツなら、普段の休みにバスケットをしたり水泳をしたりしています。元武道のシーン撮影ではダンスを学んだ経験がとても役にたちました。体の柔軟性があると筋肉を痛めにくいので。

■ヤン・ヤンさんの好きなシーン、見逃してほしくないおすすめのシーンを教えてください。

一番気に入っているのは、大勢の子供たちに元武道を教えるシーンです。子供たちは言うことを聞かないので、撮影にはかなりの手間がかかりましたが、とてもかわいかったですね。さらに撮影最終日だったので、クランクアップが楽しみでもあり、さびしくもありといった気持ちでした。

■バイツァオ役のフー・ビンチンさん、ティンハオ役のチェン・シャンさんなどの若手俳優たちと共演してみて、いかがでしたか?

この作品のキャストはみんなとても若かったので、とてもリラックスして付き合えました。撮影がない時は集まってバスケをしに行ったり、食事に行ったりしましたよ。

■共演者とのエピソードがあれば、教えてください。

最初にマスコミが撮影現場へ取材に入った時、ルオバイとバイツァオの関係について僕が説明しました。ストーリー序盤のルオバイはバイツァオに対してつらい稽古を課しているけれども、彼の感情は父親の愛にも似た厳しく深いものだと。するとみんなが僕のことを「ルオバイパパ」と呼ぶようになったんです。バイツァオとのシーンを撮影する時は、冗談で「娘」と呼んだりしましたよ(笑)。

■このドラマの見どころは?

美形キャストが出ていることは言うまでもありません(笑)。このドラマはとても明るく前向きな作品で、登場人物の誰もが自分の夢に向かって努力をしています。若い人たちがこのドラマを見れば優しい気持ちになれますし、家族愛も友情も恋もどれもが大切なものだと感じることができます。

■「ときめき旋風ガール」の影響で、日本でも多くのドラマファンがヤン・ヤンさんに注目しています。ぜひ、メッセージをお願いします。

日本の皆さんにとても感謝しています。「ときめき旋風ガール」をたくさんの人に応援してもらえることを願っています。いつか日本に行き、皆さんにお目にかかれるのを楽しみにしています。

「ときめき旋風ガール」のDVD−SET1は好評発売中で、SET2は5月3日、SET3は6月2日に発売される。(編集/内山)

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