東証株価が続伸、3週間ぶり1万7000円台乗せ=「中国経済持ち直し」も好材料―NY株価も9か月ぶり高値

八牧浩行    2016年4月20日(水) 10時20分

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20日、東京株式市場で日経平均株価が続伸、前日比179円高の1万7053円で寄り付き、一時1万7099円を付けた。1万7000円台に乗せるのは3月31日以来、3週間ぶり。写真は東京証券取引所。

2016年4月20日、東京株式市場で日経平均株価が続伸、前日比179円高の1万7053円で寄り付き、一時1万7099円を付けた。19日に、前日比約600円高と急反発した地合いを受け継いだ。1万7000円台に乗せるのは3月31日以来、3週間ぶり。

19日の米株式市場でダウ工業株30種平均が約9カ月ぶりの高値を付けた流れを引き継いだ。円相場が1ドル=109円台前半で落ち着いていることも、投資家の買い安心感を誘い、自動車など輸出関連株や銀行株にも買いが集まった。ニューヨーク原油先物相場が堅調だったことも好感されている。

市場筋は「最近発表された中国経済の指標が持ち直したことも、市場の買い安心感を呼んでいる」と見ている。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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