Record China 2007年12月5日(水) 18時49分
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中国人民解放軍で出所不明のUSBメモリーやハードディスクなどの記憶装置による情報漏洩が懸念されているという。資料写真。
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2007年11月9日、済南軍管区のある参謀が党委員会拡大会議を開会、舞台の機密保持をテーマに議論が交わされ、今後の対応と方策が打ち出されたと、12月4日付けで「解放軍報」が伝えた。
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ある将校によれば、将官の使用しているUSBメモリーやPCのハードディスクは個人で購入したものもあれば、部隊で購入したものものあり、部隊や機関の移動に際し携行することもあることから、情報漏洩の危険性が指摘されているという。こうした記憶装置のデータは削除、フォーマット、破壊などによってもデータが回復できる可能性があり、一旦すべてを回収して廃棄し、新たに購入するものは徹底した管理を行うことになるそうだ。関連部署から購入計画が提出され、経費は20万元(約300万円)以上。
師団では、とくに人的ミスによる漏洩を防ぐよう注意を促すとともに、20項目の機密保持規定を設け、部隊の機密保持を確保するそうだ。(翻訳・編集/岡田)
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