米NYの黒人射殺の中国系警官に量刑、「実刑科さない」に中国系市民は歓声、黒人系市民は激しい怒り―仏メディア

Record China    2016年4月21日(木) 13時50分

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19日、米ニューヨークで2014年、パトロール中の中国系警官が黒人男性を誤って射殺した事件で、ニューヨーク州高位裁判所は、ピーター・リャン元被告に対し、保護観察5年、社会奉仕活動800時間の量刑を言い渡した。写真はニューヨーク。

2016年4月19日、米ニューヨークで2014年、パトロール中の中国系警官が黒人男性を誤って射殺した事件で、ニューヨーク州高位裁判所は、ピーター・リャン元被告に対し、保護観察5年、社会奉仕活動800時間の量刑を言い渡した。仏RFI(中国電子版)が伝えた。

リャン元被告は、第2級過失致死罪で有罪判決を受けており、15年間の実刑判決を受ける可能性もあった。

元被告は14年11月20日、同僚とニューヨークの公営住宅を巡回中に、エイカイ・ガーリーさんを誤って射殺した。元被告の有罪が確定すると、白人警官による黒人の誤射は滅多に起訴されていないことなどから「中国系に対する人種差別だ」「米世論の不満や怒りを緩和するスケープゴートにされた」などと中国系市民の間で抗議デモが発生し、約40都市にまで拡大していった。

RFIは、量刑が言い渡されると、裁判所外に詰めかけた中国系市民からは歓声が上がり、黒人系市民からは激しい怒りの声が聞かれたと伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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