「黒龍江でアフリカ豚コレラ発生」との報道、「事実無根」と全面否定―中国

Record China    2007年12月6日(木) 17時27分

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「黒龍江でアフリカ豚コレラ発生」と外国メディアが報道したのを受け、中国農業部が現地を一斉調査。調査結果から「外国メディアの報道は事実無根」と反論した。写真は南京市の養豚場。

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2007年12月05日、中国農業部が明らかにしたところによれば、外国メディアにより黒龍江省でアフリカ豚コレラが発生したとの報道が行われているのを受け、農業部が専門家チームを派遣し、現地獣医部門と協力して一斉調査を行った。中国新聞社が報道した。

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農業部は発表で、今年行われた調査から、黒龍江省では重大な動物伝染病は発生していないと結論づけた。専門家チームは外国メディアの報道でアフリカ豚コレラが発生しているとされる黒龍江虎林市、密山市、鶏東県などの地区で調査を行ったが、豚の健康状況は良好で、アフリカ豚コレラ発生の痕跡は発見されなかった。また、虎林市、密山市と鶏東県から14か所の村の76か所の養豚場で採集した血液サンプルと組織サンプルの検査を世界動物保険機構(OIE)に依頼し、その結果すべて陰性だったことを明らかにした。

農業部は、中国国内ではこれまでアフリカ豚コレラが発生したことはなく、またアフリカ豚コレラが発生した国から豚やその関連製品を輸入したこともないと明言、「外国メディアの報道は全くの事実無根」と全面的に否定した。(翻訳・編集/岡田)

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