10年内に日本の人口並みの中産階級が誕生!「大富豪」の数は世界平均上回り、格差社会が鮮明に―中国

Record China    2007年12月10日(月) 9時12分

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8日、香港上海匯豊銀行と復旦大学は共同で調査を実施、10年以内に中産階級が1億人を突破するとの予測を発表。また、富裕層の数も急速に増えており、社会の格差が急速に開いている現状が明らかとなった。写真は投資講座の広告。

2007年12月8日、香港上海匯豊銀行と復旦大学は共同で調査を実施、10年以内に年収が7500ドルから2万5000ドル(約82万〜275万円)の中産階級が1億人を突破するとの予測を発表した。香港紙「文匯報」が伝えた。

改革開放以来、30年近くも持続する経済成長は多くの富裕層、中産階級を生み出した。特に注目されるのが富裕層の数。2006年末時点で100万ドル(約1億1000万円)以上の金融資産を保有する富裕層は34万5000人と、アジア太平洋地区では日本に次ぐ数となった。

また、富裕層の平均資産額は500万ドル(約5億5000万円)に達し、アジア太平洋地区の平均である330万ドル(約3億6000万円)を大きく超えるものとなった。資産額3000万ドル(約33億円)以上の大富豪が富裕層の割合は1.44%。世界平均の1%を大きく上回り、経済成長の影で経済格差が大きく拡大したことをうかがわせる。(翻訳・編集/KT)

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