旅行客と機動隊のにらみ合い、散々な旅行に賠償金を請求―マカオ

2007年12月10日、マカオへのツアー旅行に参加中に不公正な扱いで経済的・精神的な損失を受けたとして、参加客120人が国家旅行局に賠償を求めて書状を送った。中国新聞社が伝えた。

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4日、河北省から参加した観光ツアー客120人がガイドと口論となり、機動隊が出動する騒ぎが発生した。参加客によると、次から次へと土産物屋に連れて行かれ、また有料のショーを見るように要求された。ツアー客が拒否したところ、ガイドは「それでは夕食とホテルは準備できない」と言い放ったという。怒った旅行客とガイドとの間で口論となり、機動隊が出動する騒ぎにまで発展した。旅行客らは、数時間が無駄になり精神的な被害も受けたとして、1人1000元（約1万5000円）の賠償を求めている。

事件後、マカオ観光局は観光客の安全確保と観光サービス向上を目指すと発表した。（翻訳・編集/KT）