Record China 2007年12月12日(水) 9時2分
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10日、11月の伝染病発症に関する報告が中国国家衛生部によってなされ、伝染病の発症数、病名、死亡者数が発表された。死亡者が最も多かったのは狂犬病だった。写真は南京市の動物病院で狂犬病の予防注射を受ける犬。
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2007年12月10日、中国新聞社北京支局が伝えたところによると、中国国家衛生部は11月期に全国から報告された伝染病の発症数は乙類伝染病で32万3065例、丙類が10万8659例で、死者は乙・丙合わせて697人になると発表した。国務院は法定伝染病の種類を、強制管理下に置く「甲類」、厳格な管理下に置く「乙類」、検査と計測の対象となる「丙類」に分類している。
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報告によると、コレラ、重症急性呼吸器症候群(SARS)、急性灰白髄炎、鳥インフルエンザ、ジフテリアなどによる死亡以外に、22種類の伝染病による死亡があったという。
発症数が最も多かったのは肺結核で、以下、B型肝炎、梅毒、伝染性下痢症や淋病であった。甲・乙伝染病が発症数の87.66%を占めた。死亡者数が最も多かったのは狂犬病で、以下肺結核、エイズ、B型肝炎、出血熱が次いだ。甲・乙類伝染病による死者が伝染病死亡者数の90.75%を占めた。
11月甘粛省でペストが報告されたが、発症者は死亡、今年2例目のペストの発症だった。
丙類伝染病については、死者は5名、発症数が多かったのは感染性の胃腸炎、おたふくかぜと風邪だった。(翻訳・編集/小坂)
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