「子供は2人までOK」?長年の「一人っ子政策」の反動か?出産ブーム到来の指摘も!―中国

Record China    2007年12月12日(水) 13時43分

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長年の「一人っ子政策」の反動か?中国に出産ブーム到来!国内では「子供2人OK」というデマが流れ、「政策」への批判も聞こえてくる。写真は江蘇省南通市の病院。

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2007年12月11日、中国のニュースサイト「中国網」は、「2008年から十数年間、第4次出産ブームが起こるだろう」という、国家人口計画生育委員会の予測を報じた。

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中国では、1979年から「一人っ子政策」を実施し、人口増加を抑制してきた。しかし、「一人っ子政策」で生まれた子供たちが、出産時期を迎えるにあたり、今後の人口増加が懸念されると、専門家は指摘している。

80年代生まれの一人っ子たちは、今、出産時期を迎えている。都市では両親ともに一人っ子、農村では片方の親が一人っ子の場合は、子供を2人もうけることができる。これが、今後出産ブームが起こるという予測の根拠である。

また、近年、長年培ってきた「計画生育」の雰囲気に、影響を与える社会現象も出現している。「子供は2人まで産んでいい」というデマが人々の誤解を招き、違法な出産案件が発生している。一部の学者が、国外で「子供は2人まで」という持論を発表し、ある個人や組織が、ネット上で「一人っ子政策」を批判している。

専門家は、「人口増加は、国家発展戦略目標の実現に与える影響が大きい」と、「出産ブーム」による人口増加や、「計画生育」に反発する風潮に、懸念を示している。(翻訳・編集/高橋)

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