ネット中毒治療に荒療治!?友人から120円を強奪、刑務所行きを希望―河南省鄭州市

Record China    2007年12月13日(木) 17時19分

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10日、河南省鄭州市で、友人に暴行を加え、約120円を奪った事件の裁判が行われ、懲役2年の判決が下された。22歳の被告はネット中毒を絶つために刑務所に入りたかったと供述していた。写真はネットカフェ。

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2007年12月10日、河南省鄭州市で、劉金磊(リュウ・ジンレイ)が友人に暴行を加え、8元(約120円)を奪った事件の裁判が行われ、懲役2年の判決が下された。わずか8元のために刑務所に行くことになった劉だが、ネット中毒を絶つために刑務所に入りたかったと供述している。

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今年22歳になる劉は三門峡市出身。鄭州市の中等専門学校在籍時にインターネットにはまり、以来典型的なネット中毒患者となった。今はアルバイトで生計を立てているが、いつも給料をもらうたびにネットカフェに駆け込み、金を使い果たすまで遊び続けるという。さすがの劉も自身の乱れた生活に後悔し、ネット断ちを決意したがその方法は通常のものではなかった。

今年7月5日、劉は突然友人の王(ワン)を殴り倒し、現金8元(約120円)を奪い取った。翌晩、劉は警察に自首したが、これは全て計画通りの犯行。刑務所に行くことで自身を絶対にネットにアクセス出来ない環境に追い込み、中毒から逃れようと考えたのだという。12月10日、裁判所は劉の望みを叶え、懲役2年と罰金1000元(約1万5000円)の判決を下した。(翻訳・編集/高口)

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