Record China 2007年12月14日(金) 10時54分
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大気汚染が問題視される北京、改善が見られなければオリンピックの競技日程の変更もあり得るとIOCが発表した。写真は北京市。
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2007年12月12日、北京オリンピックは2008年8月8日から開催が予定されているが、もし北京の大気汚染が選手に危険を与えるとなれば、IOCは来年の北京オリンピックの開催期間を変更するかもしれない。中国網が伝えた。
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ある海外メディアは、国際オリンピック委員会実行主任のギルバート・フェリー氏が昨日、「危険だとわかっている上、大気汚染に改善が見られないとしたら、競技日程を変更せざるを得ないだろう」と発言したと報道した。また、競技日程の変更はオリンピック開催前に取り決められる場合もあれば、オリンピック開催中に決められる場合もあると述べたそうだ。
今年8月の検査結果に基づいた対応策が取り決められているものの、これには懐疑的にならざるを得ない。というのも、8月に行われた4日間の検査期間中、北京市内で130万台の自動車が通行禁止となっていたからだ。実際には、毎日1000台もの自動車が新たに北京の街を走っているのが実態だ。
“青空計画”と呼ばれる、北京の大気汚染を改善させようとする試みが行われており、目標期間内に汚染物質濃度を許容水準内に抑えようと努力が続けられている。北京ではすでにオリンピック環境プロジェクトに約1200億元(約1兆8000億円)が投入されており、汚染工場が閉鎖され、多くのタクシーやバスの運行が禁止されている。(翻訳・編集/岡田)
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