2億3千万元を投じて「全国農業汚染源調査」を実施!汚染防止にバイオガス利用も―中国

Record China    2007年12月14日(金) 8時28分

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13日、中国政府は今年、2億3000万元を投じて全国農業汚染源調査を実施。同時に地方に15億元を投じてバイオガス基地を建設。全国でバイオガス新規使用世帯が450万戸にのぼった。写真は山西省の麦畑。

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2007年12月13日、中央政府は今年2億3000万元(約36億8000万円)の予算を投じて全国農業汚染源調査をおこなったと「中国新聞網」が伝えた。

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中国農業部はこの日の記者会見で、農業による環境汚染を防ぐために国家が推進している「循環型農業」が今年大きな成果を収めたと発表。農業部の張鳳桐(チャン・フォントン)科学技術教育司長は、全国の農村部で「省エネ・排ガス規制」運動が展開され、同時にバイオガス基地建設が推し進められたと話した。中央政府は国債から25億元(約400億円)を調達、そのうち15億元(約240億円)を地方に投入した結果、この1年でバイオガス新規使用世帯が450万戸に上ったと説明。また420の養殖場で試験的にバイオガスが使われているという。

このほかにも、政府は北京・河北・山東・四川など13の省と都市に属する160の農村に生活環境美化施設を建設。生活ゴミや汚水の処理に力を入れ、農作物のワラや茎などのバイオエネルギーや肥料への利用率も90%以上に達し、これにより化学肥料や農薬の使用が15%から30%減少したと伝えた。(翻訳・編集/本郷智子)

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