<横顔>半分が序文、特異な作風で話題の小説家―林白

Record China    2007年12月14日(金) 20時29分

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2007年12月、著名な女性小説家・林白の新作小説「1975年へ」が出版。同書は総ページ数の約半分が序文で占められており、「原稿料泥棒」ではないかと議論を呼んでいる。写真は本人。

2007年12月、著名な女性小説家・林白(リン・バイ)の新作小説「1975年へ」が出版された。同書は総ページ数の約半分が序文で占められており、「原稿料泥棒」ではないかと議論を呼んでいる。

林白は1958年、広西チワン族自治区出身。本名は林白薇(リン・バイウェイ)。1982年に武漢大学を卒業後、映画・出版・マスメディアなどの職に従事した。

1989年出版の小説「同性愛者は別れられない」で注目され、1994年出版の「1人の戦争」は女性の経験を精妙に描き出し、代表作となった。他に、「話しなさい、部屋よ」「万物の花咲く」「林白文集」など多数の著作がある。2003年に中国小説学界の年間小説ランキングに入選、同年、第2回中国語文学メディア大学年度小説家賞を受賞した。(翻訳・編集/KT)

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