＜横顔＞天は二物を与えた？才色兼備、文句なしの「台湾第一美女」―リン・チーリン

2007年12月、人気男性誌「風度」で「セクシー女優ベスト50」が発表され、アジア部門で「台湾ナンバーワンモデル」のリン・チーリン（林志玲）が第1位に選ばれた。

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リン・チーリン（林志玲）がこの手のランキングで1位になるのはこれが初めてのことではない。これまでも「最も美しい30代女性」や「バレンタインデーに一緒に過ごしたい女性」、「芸能界の長者番付リスト・モデル部門」などでトップに選ばれている。

というのも、彼女はただ美しいだけのモデルではなく、知性や教養を兼ね備えたパーフェクト美女だという点に大きなポイントがあるのだ。高校、大学時代はカナダに留学し、トロント大学で西洋美術史と経済学の学士を取得しており、日本へも3か月の留学経験がある。

そんな完璧美女のチーリンだが、実は幾度か大きな不運にも見舞われている。2005年7月には大連でCMの撮影中に落馬し、6本の肋骨を骨折した上に豊胸疑惑が浮上。また、母親が陳水扁政権の支援団体で活動していることから、彼女がCMモデルを務める製品の不買運動が中国本土で起こった。さらには、日本観光促進番組で箱根登山鉄道の制帽をかぶって広報写真を撮影したところ、「日本の軍帽をかぶった売国奴」と非難されたこともある。

一挙手一投足が話題になるスターのこと、彼女を取り巻くニュースは尽きない。

●リン・チーリン(林志玲)

1974年11月29日、台湾生まれ。モデル。身長174cm、体重52kgの完璧なプロポーションを誇る。カナダで大学卒業後取得後、台湾へ戻りモデル、タレントとしてデビュー。数々のCMや番組司会者として活躍。2004年には 日本の国土交通省より｢VJC(ビジット・ジャパンキャンペーン)」台湾親善大使｣に任命される。翌2005年には、日本の大手芸能プロダクション「オスカープロモーション」と契約と、日本とも縁が深い。(翻訳・編集/愛玉)