Record China 2007年12月17日(月) 15時47分
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2007年12月、中国の住宅街を歩くと、しばしば壁新聞に「迷信邪教を打破せよ」といった壁新聞を見かける。社会主義国家として60年近い歴史を持つ中国だが、いまだに民間宗教・文化は強い力を有している。写真は福建省にある古民家。
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2007年12月、中国の住宅街を歩くと、しばしば壁新聞に「迷信邪教を打破せよ」といった壁新聞を見かける。社会主義国家として60年近い歴史を持つ中国は迷信・邪教の排除に努めてきたが、いまだに民間宗教・文化は強い力を有している。
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中国の“迷信”として最も知られているのは風水。古来から都市の建設・建物の建築には風水師の意見が重用されてきた。規制されなかった台湾・香港はもちろんのこと、広東省・福建省など中国南部でもいまだに信頼する市民は多い。
他にもシャーマン・占いなどは表舞台からは姿を消しつつも、いまだに強い力を有している。病気になっても医療費が高額な病院に行かずシャーマンに任せる者も少なくない。さらに迷信を取り締まる立場にある地方官僚ですら、大多数が占いを信じており政策決定に利用しているとの調査結果もあるほど。社会主義国家としての革命の歴史、改革開放以来の急速な近代化も中国民間文化の豊かな力を消滅させるには至っていない。(翻訳・編集/KT)
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