中国産の肉を食べるとドーピング検査に引っかかる!?米NFLが注意喚起―中国メディア

Record China    2016年5月8日(日) 19時0分

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5日、米ナショナルフットボールリーグは選手に対し、中国およびメキシコ産の肉製品を食べないよう注意を促している。資料写真。

2016年5月5日、参考消息網によると、米ナショナルフットボールリーグ(NFL)は選手に対し、中国およびメキシコ産の肉製品を食べないよう注意を促した。これらにはNFLの禁止薬物に指定されている「クレンブテロール」含有の恐れがあるという。

クレンブテロールには筋肉に影響を及ぼすことなく体脂肪を減らす効果があるが、副作用もあるため、多くの国で人や動物への使用が禁止されている。NFLは選手に向けた通知の中で、「特定の国で現地の肉製品を大量に摂取した場合、薬物検査で陽性反応が出る可能性がある」と説明し、中国とメキシコに旅行する際は食事に注意するよう呼び掛けた。

メキシコでは2011年に5人のサッカー代表選手からクレンブテロールの陽性反応が出ており、メキシコ政府は「汚染された肉製品を食べたことが原因」と説明。現地を旅行したNFL選手からも帰国後の検査でクレンブテロールが検出されている。また、中国水泳協会は今年3月、「2015年と16年1〜3月の検査で、選手3人が陽性反応を示した」と発表。3人はその後の調査で「クレンブテロールを含んだ肉製品を誤って摂取したため陽性反応が出た可能性が高い」と指摘されている。(翻訳・編集/野谷

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