中国GDP、購買力ベース統計で40%減でも=日本上回り世界2位の経済体に―世界銀行

Record China    2007年12月19日(水) 11時49分

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17日、世界銀行は「世界経済統計」を発表。購買力平価(PPP)方式による中国のGDPは市場為替レート(MER)ベースと比べ、40%も少ない数値となった。写真は上海市。

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2007年12月17日、世界銀行は世界経済統計を発表した。購買力平価(PPP)ベースのGDPが発表された。同方式による測定では中国は市場為替レート(MER)による統計と比べ、GDPは40%も少ない数値となった。中国新聞社が伝えた。

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一般的なGDPはMERによって計算されるが、為替レートの変動の影響が大きく実体から乖離しているとの批判を受けている。そのため物価を基準に為替レートの影響を排除して計算されるのがPPPベースのGDPだ。これまで中国の物価は1986年時点の対米比という古いデータで測定されていたため現実から外れ信頼性に欠けていたが、世界銀行は新たに大規模な物価調査を行い、従来の数値を大きく修正したより精度の高い統計を発表した。

MERベースの中国のGDPは8兆8000億元(約970兆円)、世界全体のGDPの14.9%を占めていた。世銀報告のPPPベースでは、中国のGDPは5兆3000億ドル(約583兆円)、世界全体のGDPの9.6%を占め、国別では2位となった。1位はアメリカ、3位は日本となっている。(翻訳・編集/KT)

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