中国でまた偽薬、今度はでんぷんの抗血栓薬に中国ネットは無力感=「暴露だけでは意味がない」「このままいったらこの国は本当に終わってしまう」

Record China    2016年5月13日(金) 8時50分

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12日、中国中央テレビがこのほど、偽薬について暴露する番組を放送した。これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2016年5月12日、中国中央テレビはこのほど、偽薬について暴露する番組を放送した。湖北省に住むある男性が薬局で血栓防止薬のプラビックスを購入して服用したが、何かおかしく感じ検査局で調べてもらったところ、この薬には薬となる成分はなく、でんぷんとピーナッツでできていたことが分かったという。警察の調査により天津市に偽薬の闇市があることが判明、 ほかにも生理食塩水をビンに詰めただけのインスリンなどもあった。

このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「それで?民衆の怒りを引き起こして、その続きは?」

「暴露するだけで取り締まらないなら意味がない」

「このままいったらこの国は本当に終わってしまうと思う」

「タイのように偽薬を製造販売したら死刑にできないのか?」

「管理監督部門は何も見えないし何も聞こえないし歩けない」

「腹黒い監督管理部門とメーカーが一緒になって中国人の命を握っている」

「結局のところ犯罪のリスクが低すぎるんだよ」

「信仰がないから命に対する敬意がなく、利益第一になるんだ」

「それでも専門家はわが国の薬のレベルは世界一という」

「もしかして中国人は世界で最も人間性のない民族なのではないだろうか」(翻訳・編集/山中)

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