Record China 2007年12月20日(木) 14時47分
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日中両国の留学生は延べ25万人。うち日本に学ぶ中国人留学生は15万人、中国への日本人留学生は10万人に上ることが分かった。
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2007年12月19日、中国駐日本大使館教育処に勤める孫建明(スン・ジエンミン)氏が取材に応じ、昨今の日中両国間の留学事情などについて語った。「世界新聞報」が報じた。
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孫氏によると、日中両国の留学生は延べ25万人。うち日本に学ぶ中国人留学生は15万人、中国への日本人留学生は10万人に上る。最近では中国人留学生の大半が私費で、中国の大学に進学する若い日本人も急増しているという。
中国ではここ数年、留学生の帰国ブームが続いており、日本から帰国した留学生は延べ3万人に達する。また博士号を取得後に帰国した留学生は延べ6000人、うち日本帰国組は全体の約半分を占めるという。こうした背景には海外留学帰国組(海亀派)への優遇措置が功を奏している、と孫氏は語る。
日本でも最近、中国政府の国家プロジェクト「孔子学院」の設立が相次いでおり、日本人の中国語学習や中国文化への理解に貢献しているという。
小泉元首相の靖国参拝問題などで険悪ムードが漂う中、こうした人的・文化的交流が、今後の日中友好を支える柱となることが大いに期待される。(翻訳・編集/NN)
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