Record China 2007年12月20日(木) 18時24分
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四川省の海外帰りの学院長がこの度、「大学1年生は早朝トレーニング、早朝学習を行わなければならない」という規則を作り、この“ひどい”規則は物議を醸している。写真は早朝トレーニングをする北京市民。
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2007年12月17日、成都晩報によると、四川大学副学長で分校の錦江学院の院長も兼ねる陳愛民(チェン・アイミン)氏が学校改革第一弾として、「大学1年生は平日月曜から金曜まで午前6時30分に起床し、早朝トレーニングと早朝学習を行うこと」という規則を作り、学生の間で物議を醸している。
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陳氏はインディアナ州立大学の名誉教授であり、中国で唯一の「海帰派」(海外で学び帰国した人々を指す)院長。1か月前に学長になるや、「大学1年生は早朝トレーニングと早朝学習を行い、この結果は卒業にも影響する」という規則を作り、3600名の学生から不満の声が続出している。
規則によると、病気を理由とした欠席以外は認められず、早朝トレーニングにおいてはランニングや体操を行い、早朝学習では主に英語などの会話練習を行わなければならない。陳氏によれば「大学生の生活は怠惰に流れがちで、規律ある生活を忘れることを防ぎ」、卒業の要件となる英語試験の早期合格を目指しているという。しかし、学生からは「高校と変わらない」「ひどすぎる」との声が大半。一方で保護者たちはおおむね賛成しているとか。
こうした規則を持つ大学を四川省内で探してみたところ、他にはまず見当たらない。朝のキャンパスでトレーニングや早朝学習を行う学生はあくまでも自主的な活動で、学校が決定したものではないという。(翻訳・編集/小坂)
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