ケリー米国務長官が「台湾独立支持しない」と発言、中国発表を米国務省は否定―仏メディア

Record China    2016年5月18日(水) 18時40分

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17日、ケリー米国務長官が中国の王毅外相との電話会談で「台湾独立を支持しない」と述べたと中国側が発表したことについて、米国務省は台湾・中央社の取材に対し、中国側の言うような発言はしていないと回答した。資料写真。

2016年5月17日、ケリー米国務長官が中国の王毅(ワン・イー)外相との電話会談で「台湾独立を支持しない」と述べたと中国側が発表したことについて、米国務省は台湾・中央社の取材に対し、中国側の言うような発言はしていないと回答した。仏RFI(中国語電子版)が伝えた。

中国外交部は17日、王外相と16日に電話会談したケリー国務長官が、「米側は対中関係を高度に重視している。米国の台湾政策に変化はなく、変えることもない。台湾独立を支持しない」と述べたと明らかにしていた。

中央社によると、米国務省東アジア・太平洋局の報道官は同社の取材に対し、「ケリー国務長官は会談で、米国は3つのコミュニケと台湾関係法に基づく一つの中国の原則を堅持すると述べた」と回答した。中央社は、同報道官の回答では、中国外交部が発表した「台湾独立を支持しない」というケリー氏の発言に触れていないと指摘している。(翻訳・編集/柳川)

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