<南海1号>800年の眠りから覚めた!南宋時代の沈没船、ついに姿を現す―広東省陽江市

Record China    2007年12月24日(月) 23時57分

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12月21日、南宋時代の沈没船「南海1号」の引き揚げ作業が開始された。800年間海底で眠り続けたその姿がついに海上に出現。今月26日には新居となる巨大プール「水晶宮」へ運び込まれる。

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2007年12月21日、中国の「チャイナフォトプレス」は広東省陽江市の海域に沈む南宋時代の商船「南海1号」の引き揚げ作業のもようを伝えた。

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本来の計画では、引き揚げ作業は22日の予定だったが、天候を理由に前倒しの実施となった。

21日午前0時、海底で上下ケーソン(潜函)の8か所にある溶接部分の切り離し作業が開始。同午前10時、大型クレーン船「華天龍」号が動き出し、16本の巨大ロープで吊り下げられた上部ケーソンの引き揚げが始まった。午前11時すぎ、「南海1号」の入ったケーソンが海上に姿を現すと、そのまま水深8mのところで待機していた半潜水型バージ(はしけ)「重任1601」号の上に無事運び降ろされた。

22日午前10時に現地では「南海1号」の引き揚げ成功記念式典が開かれる。作業が順調に進んだため、「南海1号」は予定通り12月26日に「海のシルクロード館」内に造られた巨大プール「水晶宮」に運び込まれるとのこと。(翻訳・編集/本郷智子)

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