Record China 2007年12月23日(日) 12時15分
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2007年11月、河南省鄭州市の河南工業大学報道学院は「大学生・短大生の消費動向・消費心理に関する調査」を実施。衣食など基本支出が大半を占めつつも、やりくりして生活も楽しんでいる当代大学生事情が浮き彫りとなった。資料写真。
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2007年11月、河南省鄭州市の河南工業大学報道学院は「大学生・短大生の消費動向・消費心理に関する調査」を実施した。衣食など基本支出が大半を占めつつも、節約やアルバイトによって友人や恋人との交際費・娯楽費を捻出している当代大学生事情が浮き彫りとなった。中国経済ネットが伝えた。
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調査によると、毎月の生活費に食費が占める割合は41%、衣料費は13.1%。ほとんどの学生は安い学生寮に住むか、実家から通っているため、衣食という基本支出が生活費の半分以上を占める結果となった。約半数が年間1000元(約1万5000円)程度の衣料費を使うと回答、また女子学生の30%近くは300元(約4500円)以上のブランド物を保有していた。日本と違い、リクルートスーツは普及していないものの、卒業年度の学生は衣料費支出が高いことも明らかとなった。
衣食の次に支出が多いのは恋人や友人との交際費。平均支出の6.1%を占め、書籍など学習関連支出の4.3%を上回った。月当たりの使用額では50元から100元(約750円から1500円)との回答が約半数を占め最多。交際相手がいると回答した学生はわずか20%足らずだったが、男子学生が彼女に使うお金は平均で月100元(約1500円)で一般学生の交際費全額に相当するお金を使っていることが明らかとなった。
「男女平等」がうたい文句の中国とはいえデート代はやはり男子学生の負担なのだとか。学生らは乏しい予算をやりくりしたりアルバイトをして交際費を捻出しているという。日本と比べ決して裕福な学生生活とは言えないが、苦しい中でも自分たちの学生生活を楽しんでいるようだ。(翻訳・編集/KT)
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