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23日、四川省建設庁は、綿陽市、攀枝花市、南充市など同省内の5都市を、今後100万人都市に育てると発表した。写真は綿陽市。
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2007年12月23日、四川省建設庁は、同省の綿陽市、攀枝花市、南充市など5都市を、今後100万人都市に育てると発表した。中国新聞ネットが伝えた。
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四川省の都市化比率は、昨年末時点で34.3%。1000万人都市の省都・成都市を除けば、他に目立った大都市はない。
そこで省は都市化比率を上げるため、インフラや公共サービスなどの強化を決定。「十一五」期間には、毎年少なくとも300億元(約4800億円)を投入し、対象都市の「100万人都市化」を目指す。
今後は、省中央に位置する成都市から北東に、徳陽市、綿陽市を結ぶ鉄道路線を建設し、綿陽市を100万人都市へ。また、省南部の豊富な自然資源の開発と、東北部の大規模ガス田の開発を連動させ、攀枝花市と南充市も100万人都市へと発展させるという。
このほか、「十一五」期間中に住宅保障制度を整備し、2010年までには、農村からの出稼ぎ者を含む低所得者向け住宅問題を、基本的に解決させる計画。(翻訳・編集/NN)
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