海外に進出した中国の映画・ドラマを見ると、映画だけでも、文芸映画「山河故人(Mountains May Depart)」やアクション映画「智取威虎山(The Taking of Tiger Mountain)」、ファンタジックコメディ映画「モンスター・ハント(原題:捉妖記)」、誘拐された子供を探す親の姿を描いた「最愛の子(原題:親愛的)」、サスペンス映画「闖入者(Red Amnesia)」、恋愛サスペンス映画「白日焔火(Black Coal,Thin Ice)」など数々ある。
また、ドラマと見ると、歴史映画「琅ヤ(王へんに邪)榜(ろうやぼう)〜麒麟の才子、風雲起こす〜」、武侠コメディドラマ「鹿鼎記(The Duke of Mount Deer)」、ロマンティックラブドラマ「お昼12時のシンデレラ(原題:杉杉来了-Boss & Me-)」、嫁姑問題を描いた「ソク(女へんに息)婦的美好時代(Beautiful Daughter-in-Law)」、中国の医師の姿を描いた「青年医生(The young doctor)」、中国の教育を描いた「虎媽猫ハ(父の下に巴)」などが海外でも放送された。
インド人男性のボース氏は、中国映画を映画館では見たことがないにもかかわらず、中国映画の大ファン。テレビの映画チャンネルやインターネットで、「満城尽帯黄金甲(Curse of the Golden Flower)」や「グリーン・デスティニー」などの中国映画を見ていたのだ。インターネットが普及したニューメディア時代の今、映画館は、映画を観賞する唯一の場所ではなくなっている。
ロシア人のノイトラ氏も、ネットを通して「お昼12時のシンデレラ」を観賞し、「とてもミステリアスなドラマで、美しく、純粋で、非凡なラブストーリーが描かれている。1日で全部見てしまった」と話す。ロシアのサイト「Dorama.ru」で最も人気の中国語ドラマが「お昼12時のシンデレラ」。もちろん、ロシアのサイトで配信されているのは同ドラマにとどまらず、「花千骨(The Journey of Flower)」、「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜(原題:還珠格格)」、「宮廷の諍い女」、「三国(Three Kingdoms)」なども、ロシア語の字幕付きで配信されている。
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