<珍>「近代以来の苦難の歴史」が原因と大学が謝罪!?外国人教授への盗作レポート提出騒ぎで―北京大学

Record China    2007年12月26日(水) 15時52分

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21日、北京大学教務部はアメリカ・イェール大学のステファン・スターンズ教授の授業で剽窃(ひょうせつ)の疑いがあるレポートが提出されたとして調査を始めたと発表。写真は北京大学。

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2007年12月21日、北京大学教務部はイェール大学のステファン・スターンズ教授の授業で剽窃の疑いがあるレポートが提出されたとして調査を始めたことを発表した。京華時報が伝えた。

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イェール大学のスターンズ教授は北京大学で行った生物進化学の授業で、提出されたレポートに盗作の疑いがあると指摘した。連絡を受け、北京大学生命科学学院の饒毅(ラオ・イー)院長はスターンズ教授にただちに謝罪の手紙を出したほか、その内容をネットでも公開した。手紙には「中国は近代以来100年以上に及ぶ苦難の歴史から立ち直りつつある過程だが、その苦難の歴史はかつて我々が重んじた誠意を一部失わせてしまった。出来れば、スターンズ教授には我々の学生、北京大学、中国への希望を失わずにいていただきたい。我々もよりよい大学を作り上げるために努力を続ける」と謝罪している。

北京大はすでに指摘のあったレポートに対し、調査を進めている。規定では引用なしに他者の資料・データ・観点を5か所以上用いた場合、またはレポートの10%から50%以上が他者の文章である場合にはカンニングとして処罰されることとなっている。50%以上が他者の文章の場合は重大な違反として退学処分となる。(翻訳・編集/KT)

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