技術を狙う中国、ドイツ政府が強い警戒―海外メディア

Record China    2016年6月2日(木) 8時0分

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31日、ドイツ政府は中国からの投資や中国企業による企業合併・買収を強く警戒し、ドイツ国内の技術が流出しないよう防止を図っている。資料写真。

2016年5月31日、中国紙・参考消息(電子版)によると、ドイツ政府は中国からの投資や中国企業による企業合併・買収を強く警戒し、ドイツ国内の技術が流出しないよう防止を図っている。

ロイターによると、ドイツの消息筋は「中国からの投資が活発になっており、その動向に注目している。投資は歓迎するが、技術流出は防がなければならない」と話している。ドイツ企業の持つ工業技術を目的とした中国企業による買収が増えているという。

中国の家電メーカー・美的(ミデア)はドイツの産業ロボット製造大手クーカ(KUKA)に対して50億ドル(約5500億円)での買収を提案し、中国投資基金(FGC)も半導体プラント製造大手のエクストロンを6億7000万ユーロ(約824億円)で買収することが決まったばかり。

独経済誌マネジャー・マガジン(電子版)は「中国化工集団が独炭素製品大手SGLの買収に関心を示している」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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