人民網日本語版 2016年6月3日(金) 17時50分
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彼女の名前は陳夢ティンさん。1年間かけて一人で14 カ国を旅し、何度か危険な目に遭いながらも、間一髪で危険から逃れたという。
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彼女の名前は陳夢ティン(ティンは女へんに亭)さん。1年間かけて一人で14カ国を旅し、何度か危険な目に遭いながらも、間一髪で危険から逃れたという。ダダダッという機銃掃射の音で目覚めたことや、窓の外に数十台の武装戦車が都市を囲んでいるのを見ながらじっと待ち続けたり、自動車事故に遭い1カ月もの間、身動きすることすらできなくなったこともある。さらには、兵士にライフルを胸に突き付けられた時にも顔色を変えることは無かったそうだ。浙江新聞網が伝えた。
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1988年生まれの彼女は生まれも育ちも浙江省の雲和で、浙江中医薬大学を卒業し、杭州で医療関係の仕事についた。25歳までは母のいうことをよく聞いて、規則を守り、無難に暮らしてきた。しかし4年間の退屈な仕事に彼女は完全に耐えきれなくなってしまった。それはこの先続くであろう20年先の未来に対し、妥協はしないというスタンスであり、それが腹の底から爆発したのだった。
2014年の夏、彼女はまずフィリピンに向かい、ボホール島に住むスウェーデンの若者の家に滞在することにした。朝早く散歩を終えると、家の中を掃いてから床拭きし、ペンキ塗りをした。夜になるとじゅうたんの上に夜通しおしゃべりするための食事を広げ、異国の地に住む外国人に中国の物語を聞かせ、中華料理をごちそうした。
レバノンの首都ベイルートでは、リュックを背に一人国境へと歩いていった。国境に近づくにつれて、歩哨兵によるチェックがますます頻繁になっていくことに気づいた。これらの歩哨兵は見掛け倒しではなく、手には本物の実弾の入った武器を持っていたのだった。
彼女はある時、一人の兵士に行く手を阻まれ、「ここを通りたければ、俺と結婚しろ!」と迫られた。それに対して彼女は「無理です。私は中国人で、夫がいます」と答えたという。訳がわからない一方と、気性が激しいもう一方は口論を始め、言い合いはますます激しさを増し、最終的に軍側を動かすことになってようやく解決し、脱出することに成功した。銃を突きつけられて結婚を迫られるような経験は一生に一度くらいだろう。(提供/人民網日本語版・編集TG)
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