韓国で燃えるバスに取り残された運転手、市民らが間一髪で救出=「韓国社会も捨てたもんじゃない」「後で高額な料金を請求しないよね?」―韓国ネット

Record China    2016年6月3日(金) 7時0分

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2日、韓国メディアによると、先月31日に発生した韓国慶尚北道・中部内陸高速道路のバス火災の現場で、バス内に取り残された運転手を市民が協力して救出する一幕があった。このニュースに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。

2016年6月2日、韓国・YTNによると、先月31日に発生した韓国慶尚北道・中部内陸高速道路のバス火災の現場で、バス内に取り残された運転手を市民が協力して救出する一幕があった。

貨物車と衝突したバスの後部は炎に包まれていた。乗客は全員バスの外に避難したが、運転手は事故の衝撃でゆがんだ車体に挟まれ、身動きができなかった。炎は次第に激しさを増し、バス内に煙が立ち込めると、バスから脱出した市民らが走ってきて、再びバスに飛び乗った。若い女性はけがした運転手を止血し、1人の男性は消火器で鎮火を試みた。牽引車の運転手はバスのハンドルにロープをかけて引っ張り、運転手が脱出する空間を作った。市民らがなんとか運転手を救出した直後、真っ赤な炎がバス全体を包み込んだという。若い女性は看護師で、救出中に大量の煙を吸い込み、病院で治療を受けている。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは「誰もができることじゃない。本当に誇らしい」「スーパーヒーローだ!世界がまだ滅びずにいるのは、彼女たちのような人がいるから」「勇敢な判断と落ち着いた行動に敬意を表したい」「こういうニュースをもっと広めてほしい。暗いニュースはもううんざり」「白衣の天使が運転手を救った。本当に素晴らしい」「感動で涙が出た。韓国社会も捨てたもんじゃない」など称賛の声が相次いだ。一方で、「バスに消火器があったの?もっと早い段階で火を消していたら楽に救出できたのに」「牽引車の運転手はまさか、後で高額な料金を請求しないよね?」と指摘する声もみられた。(翻訳・編集/堂本

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