<続報><東北トラ殺害事件>市政府が内部犯行説に再び反論、動物園は営業停止処分に―湖北省

Record China    2007年12月28日(金) 2時17分

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25日、湖北省宜昌市政府は東北トラ殺害事件に関する記者会見を開催、「三峡森林野生動物世界」が26日より営業停止処分となったことが明らかにした。

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2007年12月25日、湖北省宜昌市政府は東北トラ殺害事件に関する記者会見を開催、三峡森林野生動物世界が26日より営業停止処分となったことが明らかにした。湖北新聞ネットが伝えた。

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20日朝、湖北省宜昌市の三峡森林野生動物世界で東北トラが殺害され、毛皮を剥がれた状態で発見された。警察が捜査を開始したところ、動物園内からトラの赤ちゃんの死骸や動物の毛皮、さらには虎骨酒の出荷用包装などあまりにも“怪しい物品”が続々と飛び出し、インターネット上を中心に内部犯行説を唱える声が大きくなっている。

記者会見では動物園から発見された死骸、毛皮について、管轄部門への報告を怠った過失はあるものの、特に問題ではないと発表された。これまで同園では今回の事件以外に7頭のトラが死んでいるが、うち2頭は剥製にされ残り5頭は毛皮とされており、死体・毛皮の保存は極めて正当な業務だという。虎骨酒の包装にしても商品の生産計画はあったものの、監督部門の許可が得られなかったため、発注した包装だけが残っていたのだという。

ネットを中心に過熱する内部犯行説に市政府が反論した格好となったが、2002年の開園からわずか5年間で7頭ものトラが死亡していたことが明らかになり、同園の疑惑を追及する声はさらに高まりそうだ。(翻訳・編集/KT)

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