2016年6月3日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国のパスポートの価値は世界36位であることが分かった。

英コンサルティング会社「ヘンリー・アンド・パートナーズ」はこのほど、世界各国の市民が享受する国内的・国外的要因を分析した「市民権（国籍）指数（QNI）」を発表した。国内的要因には国家の経済力と国連の人間開発指数、平和さや安定性、国外的要因には自由に旅行（定住）できる国とそれらの国の経済力および安定性が含まれた。

「市民権指数」を基にした韓国のパスポートの価値は世界36位（総合指数50．8）だった。韓国は「旅行の自由」部門でシンガポール、日本、フィンランドに続いて4位となったが、「海外定住の機会」部門では42位にとどまった。

日本は総合指数56．2で30位、中国は37．4で60位となった。世界で最もパスポートの価値が高い国はドイツ（83．1）。強力な国家の経済力と安定性、富国としての自由な旅行や就業などが評価された。米国は総合指数63．8で28位を記録した。

これに、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せた。

「低過ぎる。自殺率や腐敗指数のように順位を上げてほしい」

「『旅行の自由』が4位だから満足」

「米国が28位？欧州の人たちに都合のいいように評価したのでは？」

「北朝鮮のパスポートの価値は？気になる」

「韓国のパスポートが36位？136位の間違いでは？」

「移民者に利用されやすい国のランキングだから、1位でも全然うらやましくない」

「30万あれば中国のブローカーから買えるパスポート、偽造しても空港で捕まらないパスポートが36位？」

「韓国国民も韓国を嫌っているのに、価値があるわけない。韓国は自国民をカモにすることが日常化している国だ」（翻訳・編集/堂本）