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26日、「2008年中国デジタルカメラ業界発展フォーラム」で、中国パソコンメーカー最大手レノボ(聯想集団)がデジタルカメラ市場から撤退したことが明らかになった。公式サイトからも関連製品が削除されているという。写真はニコンのデジカメを操作する南京市民。
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2007年12月26日、「2008年中国デジタルカメラ業界発展フォーラム」で、中国パソコン(PC)メーカー最大手のレノボ(聯想集団)がデジタルカメラ市場から撤退したことが明らかになった。公式サイトからも関連製品が削除されているという。「賽迪ネット」が伝えた。
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レノボが突然デジカメ市場から撤退したことについて、業界では「PC事業に専念するのでは」という見方が大半だ。「愛国者(Aigo)」で知られる華旗資訊の馮軍(フォン・ジュン)総裁は、「レノボが撤退しても、国産ブランドは『愛国者』が支える」とコメントしている。
レノボは02年4月デジカメ市場に参入したが、04年にIBMの個人PC事業を買収してからは、デジカメ事業は縮小傾向に転じていた。
台湾のBenQが今年5月にデジカメ部門を売却してからは、中国国内の主な国産ブランドは華旗資訊の「愛国者」のみとなった。だがその「愛国者」も売り上げ不振にあえいでいるという。(翻訳・編集/NN)
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