Record China 2007年12月28日(金) 15時36分
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ATM不正引き出しで無期懲役を受けた事件に関連し、ネットでアンケート調査が行われた。約半数の回答者が「ATMの故障で不正に現金を引き出せるならば、自分もやってしまう」と回答した。資料写真。
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「もし銀行のATMで1000元(約1万5000円)を引き出した後、通帳を見るとたった1元(約15円)しか引き出していないことになっていたら、あなたはどうしますか?不正にお金を引き出そうという誘惑に耐えられますか?」
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2007年12月26日、あるサイトに上記のアンケートが設置された。2万人近い回答者のうち、約半数が「多額の現金を引き出す。後で追及されれば故意ではなかったと弁明する」と答えた。
あまりにも非現実的な話のようだが、これは2006年4月に広東省広州市で許霆(シュー・ティン)が実際に遭遇した事態。許は、絶好の機会とばかりにATMで171回、17万5000元(約263万円)を引き出した。その後、1年にわたる逃亡の末に逮捕され、このほど財産没収と無期懲役の判決を受けた。
ネットでは、この判決に関して議論が沸騰している。ネットユーザー「絲絲」は「ATMは故障するもの。多額の現金という誘惑に駆られれば誰もが第二の許霆になっても不思議ではない」と発言、「星光」は「許霆は貪欲だったのだろうか?誰でも同じ行動を取るのではないか?それで無期懲役なんてあんまりだ。銀行は謝罪し、精神的苦痛に対し慰謝料を支払うべきだ」と発言している。多くのネットユーザーも同意し、「ATMを使うのが恐くなった」と漏らしている。(翻訳・編集/KT)
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