ここまで来た大学生の権利保護!妊娠中の新入生、1年間の入学延期を許可―山東省山東大学

Record China    2007年12月30日(日) 7時47分

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28日、山東大学では、入学時に妊娠している学生のため1年間の入学延期を新たに認め、学生の権利保護充実を図る。

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2007年12月28日、山東省の「斉魯晩報」は山東大学がおこなった大胆な規定改正により、妊娠中の新入生の入学延期が認められたことを報じた。

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04年2月17日、当時の大学教育現場としては画期的な「在校生の結婚と生育に関する管理規定(試行)」を打ち出し、大学生の結婚と妊娠、出産を認めた山東大だが、このほど試行規定の中で学生たちから指摘された非合理的な部分を改正。正式な新管理規定を発表した。

試行規定では既婚女子学生の妊娠は、第2学年に「計画生育服務手帳」の発行申請をした後でなければ認められなかったのが、新規定ではただ妊娠3か月以内に「計画生育服務手帳」の申請をすれば良いとされた。

さらに、新入生が入学時に妊娠していた場合、その入学を1年間延期することが可能となり、入学資格はそれまで保留されるという中国の教育史上初の規定も盛りこまれている。(翻訳・編集/本郷智子)

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