日本の少年サッカーに見る人格教育(1/2):練習後の「小さなこと」が品格を育てる―中国メディア

Record China    2016年6月24日(金) 8時50分

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22日、新浪体育は、日本の少年サッカーが人格教育にヒントを与えているとする記事を掲載した。写真は日本の少年サッカー。

2016年6月22日、新浪体育は、日本の少年サッカーが人格教育にヒントを与えているとする記事を掲載した。

中国のある教育学者は「完全な人格の形成はまずスポーツから」と述べた。物質的に豊かになった中で、スポーツが依然として大きな意味を持つのはなぜか。それは、スポーツ自体が最高の人格教育であるからで、一生をどのように過ごすべきかという道理がその中に存在する。

日本人の強い自律と集団意識は世界が称賛している。日本サッカーを見ると、それがはっきりとわかる。ピッチの上での「チーム至上」の精神は、欧州のクラブも学ぼうとしているものだ。日本人にこれができるのは、子どものころからの細やかな教育に関係がある。

横浜のある少年サッカークラブでは、子どもたちは練習後、すぐに着替えて帰宅することはない。自分の身長よりも長いトンボでグラウンドを整備し、使用したサッカーゴールや道具を元の位置に戻す。次にグラウンドを使う人たちがすぐに練習できるようにするためだ。

小さいことのように思えるが、これは子どもたちに「この世界にいるのは自分一人ではない。自分は集団の中の一人で、他人のことを気遣う必要がある」ということを教えている。相手の立場に立って考え、集団に溶け込み、自分勝手にならないことが優れた選手の条件であると同時に、優れた人物が持つ品格だ。(続く)(翻訳・編集/北田

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