韓国で訴えられたチキン店「ルイヴィ・トン鶏」に、ついに刑事罰=韓国ネットは同情「あんまりだ」「ルイ・ヴィトンなんて絶対買わない」

Record China    2016年6月23日(木) 13時0分

拡大

22日、有名ブランド「ルイ・ヴィトン」から商標侵害で訴えられ賠償命令を受けていた韓国のトンダク(鶏の丸焼き)専門店「ルイヴィ・トン・ダク(鶏)」の店主に刑事罰が下されることになった。写真はルイ・ヴィトンのロゴ。

2016年6月22日、韓国・ハンギョレ新聞などによると、有名ブランド「ルイ・ヴィトン」から商標侵害で訴えられ賠償命令を受けていた韓国のトンダク(鶏の丸焼き)専門店「ルイヴィ・トン・ダク(鶏)」の店主に刑事罰が下されることになった。

水原地検驪州支庁は22日、不正競争防止および営業秘密保護に関する法律違反容疑で、店主を罰金200万ウォン(約18万円)で略式起訴したことを明らかにした。店主は昨年7〜11月、京畿道内で「ルイヴィ・トン・ダク」の店名を掲げたチキン店を営んだ疑いが持たれている。また、「ルイ・ヴィトン」から訴えられた昨年11月以降は店名を「チャルイヴィ・トンダク」に変更したものの、引き続きブランド商標を使い続けたとされた。

店主は「ルイ・ヴィトン」による強制執行請求を不服として逆に訴訟を起こしたものの敗訴、結局はいずれの店名も使用を禁じられたのはもちろん、1450万ウォン(約130万円)の賠償金を「ルイ・ヴィトン」側に支払うことを命じられた上、今回さらに刑事罰を受けることになった。

賠償命令が下された今年4月、韓国のネットユーザーからは店主に同情する声が多く寄せられていたが、今回もネットでは同情票が集まっている。

「チキンを売って生活する庶民に対して厳し過ぎる。大企業ばかりがもうかる世の中なんだな」

「ルイ・ヴィトンが韓国にきちんと税金を払っているか調べるべき。商品の値段ばかり上げて、社会に還元してないんじゃないか?」

「笑って済ませればいいものを、訴訟までするなんて」

「これはあんまりだよ。ルイ・ヴィトンと同じブランド品を売るわけでもないチキン店に、ここまでする必要があるのか?」

「店主は悔しいだろうけど、韓国は自国民を助けてくれない。外国企業にばかり手を貸している」

「ほどほどにしてあげなよ。賠償金まで出させるなんて、ルイ・ヴィトンのイメージが悪くなるだけだ」

「ルイ・ヴィトンなんて絶対買わない。悪徳ブランドだ」

「店主が生活のためにやったことだし、大したことない。ルイ・ヴィトンの宣伝にもなっただろう」

「これは有名ブランドによるパワハラだと思う。広く話題にして不買運動につなげられないかな?」(翻訳・編集/吉金

この記事のコメントを見る

在中、在韓日本人の情報大募集!
あなたが知っている中国や韓国で奮闘中の日本人をご紹介ください!ご連絡はこちらまで

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携