Record China 2008年1月6日(日) 8時25分
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1月4日、昨年末の福田康夫首相の訪中に際し、中国側が異例ともいえる厚遇で迎えたことを中国メディアは詳細に報じた。まずは温家宝首相の歓待ぶりを紹介する。写真は07年12月28日、北京大学で講演する福田首相。
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2008年1月4日、中国の「新華社」は日本の福田康夫首相の訪中に際し、中国側が外交史上異例ともいえる厚遇で迎えたことを詳細に報じた。
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07年12月27日午後から足かけ4日間の中国滞在となった福田首相は、全日程で温家宝首相との会談を3回行い、共同参加した行事は6回に及んだ。同28日午前には、温首相と2時間半にわたるトップ会談を行い、その後昼食を共に。終始なごやかな雰囲気で多くを語り合った両首相だが、人民大会堂から離れる福田首相に対し温首相は外交史上前例のない行動をとり、関係者を驚かせた。通常ならば、人民大会堂内のレセプションホールで各国元首に別れを告げる温首相だが、今回は人民大会堂正面玄関から外へ出ただけでなく、自ら階段を下り福田首相を車まで見送ったという。最後に2人は固い握手を交わして別れた。
温首相は昨年の訪日期間中、当時の安倍晋三首相が病を抱えながらも予定していた温首相との会談や行事日程をキャンセルすることなく遂行してくれたことを非常に感謝しており、今回の福田首相に対する厚遇はその返礼の意味もあるという。(翻訳・編集/本郷智子)
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